「ふるさと納税」で大切なことのひとつに、寄付者からの熱い思いに応えるということがある。つまりの使い方ですが、「ふるさと納税」で創生した上士幌町の寄付金の使い方が面白いので紹介します。
認定こども園「ほろん」
簡単に言うと、幼稚園と保育園の良いところをひとつにしたのが認定こども園です。
上士幌町の子育て・教育に対するこだわりは「地方創生」に向けた最重要政策として徹底され、「ふるさと納税」の寄付金が活用されています。
なんと、「ほろん」は2016年4月からの10年間を保育料の完全無料化とし、給食費も無料としました。子育て世代にとってこれほどありがたいことはないですよね!
それだけではなく、幼児期から異文化交流を進めるために外国語教師が常駐し、3歳からネイティブの英語教育を施すことも実現させました。
健康ポイント事業
上士幌町が2018年7月からスタートさせた「健康ポイント事業」は、町民の健康に向けた政策で、ふるさと納税の寄付金が活かされています。
多くの町民が身につけている歩数計は、健康事業を手掛ける【タニタ公式EC】からだカルテショップの活動量計で、日々の歩数とカロリー消費量を測ることができる機器です。
なんと上士幌町はこの機器を「健康ポイント事業」に参加希望の町民に無料で貸し出し、自らの健康づくりに役立てることを促しています。
住宅助成
住宅建設の支援は雇用促進の住環境の整備、子育て世代の戸建住宅取得にもふるさと納税の寄付金が使われています。
上士幌町はもともとの土地価格は安いから、年収500万円で立派なマイホームが持てます。
さらに、2014年から上士幌町では町内に住宅を新築する場合、子どもひとりにつき100万円を助成する子育て住宅支援事業を始めました。子どもの数に上限の設定はなく、3人なら300万円。5人なら500万円が助成されます。(建築しても建売を買っても適用されます)
町内業者が施工や販売をする物件についてはさらに50万円が加算されます!
つまり、子どもがふたりいて町内業者に工事を頼めば、助成総額は250万円にもなります。
※ただし、対象は中学生以下の子どもがいる世帯で、総額の1割は町の商工会商品券を交付します。
もちろん、町外から移住してくる人も大歓迎!
上士幌町の寄附金の使い方まとめると
こうして見ると、上士幌町のふるさと納税で得た寄附金の使い方は本当に面白いですね。
実はまだまだ面白い使い方は紹介しきれていないのですがこの記事では割愛させていただきます。
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